奥の席

ZAKKI

キャップレスのニブ

こんにちは。あられです。

 

今日もずいぶん涼しくて、過ごしやすい日でした。羽織るものが1枚あってちょうど良いくらいが好きです。

 

今日は、万年筆ニブについてです。

私は読書中のメモや勉強に、パイロットのキャップレスFCN-1MRを使っています。

 

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書きやすくて、とても好きです。

金ペンも良いですが、このような鉄ペンも大好きです。

インクはパイロット色彩雫の「孔雀」です。

勉強には青系の色が良いのだと聞いた事があるので、そうかそうかとブルーブラックか孔雀にしています。

 

ニブはMなのですが、少しだけスタブみたいな感じがあるように思います。

 

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⬇︎は読み物からのメモです

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私は過去に一度、この万年筆を人に貸したらニブが変な感じになったので、近くの小さな文房具屋さんにお願いをして、メーカーへ送って、新しく変えてもらいました。

 

変える前は縦も横も同じな感じだったのですが、今のニブは何となく、横が細くて縦が太い気がします。

 

私のクセなのでしょうか、不思議です。

 

この状態が気に入っているので、ラッキーと思っています。

「もしも今のこの状態が、万年筆へのダメージによるものだったら、ペンに悪いな」

と思いながら、良く使っております。

 

ちょっと目立つ傷が付いてしまいましたが、これからも大切にします。

便利ですしね。ノック式としてシンプルな道具です。

 

 

あられ

貯金ブタ

こんにちは。あられです。

今日は肌寒さを感じる、少しどんよりした空でした。

そういう日はエッセイを読みたくなります。

本の話は今日は置いておいて、

「お金をためる」という事についてです。

 

令和のこの時代、私も「つみたてNISA」、「iDeCo」をやっています。

来年は積極的に、節税になる範囲でふるさと納税も取り入れたいと思っています。今後は株も考えています。

 

そんな私の自宅には、フランス土産の貯金ブタがあります。

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フランスでも、貯金ブタってあるのですね。

ちょっと調べたら、ヨーロッパでも貯金ブタは昔からあるようです。知りませんでした。面白いですね。

 

これは、本当にシンプルに「自分でお金をそこにためていく」というためのモノです。

 

そしてこれが、よく貯まります。

 

以前は、毎週日曜日にお財布に余った小銭を入れていましたが、そんなに貯まりませんでしたし、その行為は楽しくありませんでした。

 

そもそも今は時代がキャッシュレスですから、現金を頻繁にやり取りしなくなりました。

 

・ドラッグストアとコンビニは楽天ポイント楽天チャージ

・食料品、衣類、つい買ってしまう文具は楽天カード

・何かの時のためにデビットカード(つみたてNISAとiDeCo登録口座)

・現金のみのお店、何かの時のために現金

 

しかし、500円玉貯金にしたらズンズン貯まるようになりました。

 

私の場合、現金のみのお店を使う場面もあるからです。

・月1で通う歯医者さんは1万円以下は現金のみ

・近くの昔ながらの文房具屋さんは現金のみ

・よくお願いする酒屋さんは現金のみ

 

といった具合です。

このブタが気に入っているので、貯めることが楽しくもあり、気が向いた日には、いつもカードで支払うお店でもせっせと現金で会計をして500円玉をつくり、下手すると1日3枚入れたりします。

 

金種を限定すると、「これは入れておこう」という気になりやすく、楽しいのです。

一度、イイ気になって千円札を1枚入れたのです。もちろん自分で。

そうしたら、途端に「何かが乱れた」ような、スッキリしない気持ちになって、それがもう本当に嫌な、ガッカリするような気持ちだったのですぐにブタから抜き去りました。

気持ちはすぐに整いました。

自分でも不思議でした。

 

カード会計の方がポイントも貯まるのですが、これはこれで良しとします。

ブタはずいぶん、ずっしりしてきました。

 

もしもこのブタが何かの拍子に壊れても、私はブタを1つだけ部屋に置きたいので、新しいブタを買います。

 

今のブタに何かあったら、次は日本的なブタも良いな、などと考えながら貯金ブタの画像を検索しています。

もちろん今のブタを大切にしますけれどね。

(ちょっと耳が欠けていますが、まだまだ元気です。)

 

そういえば蚊取り線香を焚くものもブタがありますね。

ですが、ブタは1つにしておいた方が愛着がわきますので、蚊取り線香焚きを買う時には、ブタではないものにしたいと思います。

 

あられ

トラベラーズノート の使い方

こんにちは、あられです。

 

もうそろそろ、お店でもんじゃ焼きとホッピーを飲みたいな、等々の欲求が出てきましたが、仕方がありません。家飲みが大好きですし、お酒の量も上手いこと人並みまで減りました。節約にも目覚めたのです。

 

今回は、現在の私のトラベラーズノートについて記録することにしました。

 

アプリで仕事関係やその他、人と予定を共有しているので、気分を変えるのに紙の手帳を使います。

私には、そのような分け方は気持ちの健康に効果的です。切り離せるものは切り離し、自分のテリトリーを作る感じです。

 

色: ブラウン

サイズ: レギュラー

 

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バンドは縦に変えています。

私は何故か、バンドを横にかけたものが好きではありません。

見た目がなんとなくモヤっとするのと、横にかけた場合のバンドの付け外しをする動作が苦手なのです。

 

それはなんというか、着せ替え人形の服を、上に向かって/下に向けてベロンって脱がす時のような感じの「照れ」みたいなものが一瞬、どうしてだか生じるのです。

ちょっと変な好き嫌いがあるのです。

 

縦にかけるとゴムはその分長くなりますが、この程度であれば私はなんとも思いません。

 

2022のリフィルが届きました。

1ヶ月を一目で見ることが出来るマンスリーと、

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メモスペースが自由な週間レフトです。
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加えてクラフトファイルと、薄めでひとまわり小さなメモを挟んでいます。

 

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この小さめのメモのところは以前、軽量紙リフィルを入れて、資格の勉強や読書ノートをとっていました。

しかし、重さをもう少し軽くするとベストだったので外しました。厚さも程よくなりました。

 

あまり厚くすると、閉じた時に背の部分の歪みが出て気になってしまうのです。またこれも、変なこだわりです。

 

(仕事に関係する勉強のノートは、別に一冊、分厚いツバメノートを用意しました。)

 

週間レフトについては、現在は左ページを横軸で時間を刻み、その日のメインの予定時間に印を付けたりしています。

 

さらに中央に線を引き、左半分を仕事、右半分をプライベートの予定を書いています。端っこのボックスは、チマチマ貯めている楽天ポイントを記入していくところです。

 

右ページは左から、支出を書くボックス、運動記録を書くボックス、メモボックスです。

ワクチンの副反応記録なんかはこのメモボックスに記入していました。

 

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来年は日付を手書きしなくて良いので、手間が省けます。

印刷技術万歳!

 

今までマンスリーの当月ページに、シルバー製のティファニーの大きなブックマークを付け、一瞬で当月を開けるようにしていました。

 

しかし今は、過去月ページの右下の端を雑にカットして、当月ページにすぐアクセス出来るようにしています。

 

(外したブックマークはツバメノートに付けます。その2つのギャップが気に入りました。)

 

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私は「手帳デコ」というものをしませんし、手帳に絵も描きません。

人のをウットリ眺めるのでじゅうぶんです。

 

全くオシャレではない手帳ですが、私にとってはこの状態がまさしく、ブランドコンセプトである「日常を旅する」ためのアイテムです。

ただ私の場合、日常の旅を楽しむというよりも、「日常の旅を安心して続けるためのノート」ですが。私の旅はほぼ荒地ですから。

 

ペンは、仕事とプライベートはそれぞれ赤と青のジェットストリーム0.38。

それ以外の支出やなんかは、煤けたクリームソーダみたいな色のステッドラー0.5シャープペンシル

 

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メモボックスだけは、プラチナの美巧18kにパイロットの土筆という茶色のインクを入れています。

革の茶色と合わせて見た目のおさまりが良いので、とても気に入っています。紙面が落ち着き、頭がリセットされます。

 

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一番素晴らしいと思っているインクは、パイロットのブルーブラックです。

なので、一年を通して必要な情報は、マンスリーの最後の方のページにそのインクを使ってパイロットのキャップレスで書きます。

 

それでは

何か良いことがありますように

あられ

飲食店の求人に明記すべきだと思うこと

こんにちは。あられです。

 

突然ですが、私は飲食店で店舗責任者として働いています。

15年以上飲食業界に身を置き、個人的に思うことがあります。

それは、求人を出す際「どのような扱いでの求人か」を、もっと明確にするべきだという事です。

例えば女性は、妊娠・出産・育児という人生のイベントがやってくる場合がありますが、その事を踏まえて働く職場をもっともっと選びやすくしなければいけないと感じます。

 

実際に現場に立った3タイプでの「妊娠」に関する、私が実際に見てきたことを記します。

タイプ:

① レストランが10店舗以上入ったホテル内の飲食店舗。「部所」として大きく社員も多い

② 街の中規模くらいの飲食店。学生さんや短期のアルバイトが多く、社員は少ない。

③ 街の小規模な飲食店。必要最低人数以下で運営している 

 

妊娠、出産

① では、レストランサービスの現場にいたスタッフが妊娠しました。妊娠初期の働けるうちは、デスクワーク主体の料飲事務に速やかに異動。残業はなく、状況により早上がりアリ、無事出産、お祝いムードでした。

 

②では、社員が少なくすぐに辞めていきます。「ベテラン社員」が数人しかいない。パット見て、人数はいるように見えるけれども、ほとんどが素人のアルバイトさんばかり…という中で会社が狂ったように店舗展開し、どの現場も「その日をなんとかまわす」事に精一杯で社員に負担が大きく、現場は疲弊。「サービスマンとしてやっていく」という志のある人間ほどすぐに退職していきます。そんな中、真面目すぎる人は「なんとかせねば」とふんばってしまい、少ない休みとサービス残業で疲れ果てて「とりあえず生きている、なんとか現場に足を運ぶ、先のことを考えられる体力が無い」状態に陥り、体力的・精神的に限界まで疲弊してから、崩れ落ちるようにやっと辞めていく。なのでそもそも、女性社員が体調を整えて妊娠できる環境ではありませんでしたし「シフトに穴を開けたらどんな白い目で見られるか」を考えるとゾッとする状況でした。現場で責任ある立場の人間が過度に疲弊してピリピリしているので、おめでたいことをうしろめたく感じてしまうであろう環境でした。

 

③では、「妊娠について?えー、困るよ。ある程度君にも合わせて店作りしたんだから、くれぐれも急に勝手に妊娠しないでよ」不機嫌に言い放つ会社のトップが出現しました。こういうのって、おそらく今となっては、言った本人は「言ってない」と言うのでしょう(これが多いのです。「言った」「言わない」が、こういう現場って本当に多いものです。残念なことに事実はどうにでも曲げられる)。その後数年経ち、新しく女性社員が入社して来て、彼女がそのうち妊娠したときには、サラッと産休をとっていたという。今更「君も別にいいよ」と言われても、いやいや、そういうもんじゃないし、もう何年も年とったし。そもそも、あなたはどういう事を言ったのかわかってますか?チャンチャン、という事例です。

 

私もいくつか嫌な思いをしたことがありますが、今の私の場合は、私自身の選択による結果の集合体で納得しています。全部、私が選択したことです。そのときに「辞めない」ということを選択しました。

 

例えばですが、

1,会社が現在店舗展開を積極的に行っている最中なので、◯年間は長期穴を開けずに働き続けられる予定の方

2,少ない人数でまわしてもらうので、◯年間は長期穴を開けずに長期勤務できる予定の方

3,現在、〇〇年以内に妊娠したら退職したいと考えている方

4,現在、働いていく上で後々妊娠や出産、育児休暇を経て復帰したいと考えている方

 

求人広告において、求められている人材がこの中のどのケースに該当するのかが判れば、自分の状態に合わない会社・お店は最初から選ばないようにすることができます。

働く側と雇う側の考えは、身体にその機能を持つ以上、共有したほうが良いと私は考えます(予定外の妊娠が無いとは言いません)。

いざそうなった時に、話が通りやすい方が良いと思うのです。それに、そのあたりの事を話しておけば、その後、子供を作る事を考えはじめた時に、相談しやすく、それによりあらかじめ身の振り方を決められます。

 

1や2については、ある程度のスキルを持つ経験者の復帰や、個人の意思やコンディションから妊娠や出産を考えない人の条件に合いやすいでしょうし

 

3は、人によっては酷に思われるかもしれませんが、明記してあるほうが人/環境によってはありがたいものです。現場がカツカツでも「このようなことなので、〇〇日程で退職させていただきたい」と言いやすい。だって、求人に「妊娠・出産を期に退職希望者可」というふうに募集していて、その枠で入ったのだから。そしてそのように明記するところは、忙しい繁忙期のみという短期の募集も考えられます。

 

4は必須です。応募を増やすために印象を良くして、今まで社員に取らせたこともないのに、小さな小さな枠の「産休、育休」にマルをつけていながら、「空気読めよ、この状況で」的な雰囲気を出すところはザラにあります。最初から、出す側から「復帰ありきの人も可」と書いて、面接時にもその事に触れるべきです。このちっちゃいマルについて、軽く見ている傾向にあります。

 

面接時に知らない男性からこんなことまで話しを触れられるなんて無理!という方もいらっしゃるかもしれません。私もたまに人から「子供をつくらないのか」と聞かれると面倒だなとは思います。私はその予定がないことをシンプルに伝えるだけですが、そこから昔問題になった議員のように「子供を作らないなんて◯◯」とかの話になったら蹴りたくなりますね、間違いなく脳内で妄想K.O.です。セクハラオヤジは絶滅危惧種になりつつありますけれど。

 

 

この例は「男女平等」からはかけ離れているかも知れませんが、私としてはそのくらいが良いと思っています。男性と女性は違います。

 

私もそうですが、子供を作らずに仕事をし続ける事を選んだ人も、望んでも願っても叶わなかった人も、早く子供を産みたい人も、時期をみて相手と話し合って数年後を目処とする人も、お金も時間も体力も大変な思いをして妊活している人も、その他、たくさんいらっしゃいます。それぞれだからこそ、必要だと思います。

 

そして、仕事にのめりこんで、妊娠その他についてあまり考えなくなっている状態の若い女性にも、考えるきっかけになると思います。こう思うのは、以前の私がそうだったからです。

 

男性の身体は、望んでも妊娠できません。なので、パートナーと「どちらが産む?」なんてお互いの仕事の状況を話し合い、相談して決めることはできません。だからこそ、きちんと考え、選ぶ必要があります。

 

男女どちらも、仕事と生活は切り離すべきでは無いと考えているからです。

仕事に集中する時期があるように、出産や育児生活に集中する時期があっても良いと思います。

仕事があるから生活できる。生活しながら仕事する。

そのためには、選びやすく明確でなければいけない。ここが明確でなければないほど、余計に手間も時間もかかります。

 

「どういう予定を立てている人か」をもっと明確にしても良いのではないかな、という個人的な考えでした。

 

お気を悪くされた方がいらっしゃったら、すみません。

 

あられ

横に生えた親知らずの抜歯(下顎)体験

こんにちは。あられです。

こちらはずいぶん暑いです。日差しも強いです。

とても暑い中、痛々しい横向きに生えた親不知抜歯の体験について綴ります。

 

※痛そうな表現が苦手な方は、読んだら嫌な気持ちになると思いますので、ここから離れてください。

 

今も痛みに耐えているので、この体験記はまさに体験中、嘆き中のものであり、シンプルにまとめたりしておりません。この点はお許しください。

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私の通っている歯医者さんから、以前より

「この親知らずはいずれ抜いた方がいい。」と言われていたので、コロナのマスク期間中にやってしまえと、抜く事にしたのです。

 

インプラントを経験した事もあり、耐えられるだろうと思っていたのです。

 

インプラントを入れる事になった理由は、

「大人乳歯」が一本あったためです。

これは、生まれつき乳歯の本数に比べて永久歯の本数が少ないために、足りない場所の乳歯が抜けず、ずっと残っていたものです。本来ならば、永久歯が生えてくる時に下から押されて抜けるはずの乳歯ですが、その永久歯が無かったため押し上げられず、残っていたのです。

 

それがこの前、とうとう抜けたのでインプラントを入れる事にしたのです(スーパー銭湯でカツ煮を食べたらホロリと取れたのです)

 

おそらく、電動アシストブラシから電動歯ブラシに買い替えて、振動が強めのもを使いはじめた事も、乳歯が取れるのを手伝ったのだと思います。

ハマっているだけの状態である乳歯そのものや周りに、頻繁に盛大な振動を送り続けた結果、浮いてきて取れたのでしょう。

 

インプラントは、処置中もその後も痛みはなく、呆気なく3ヶ月くらいで終わりました。

(私の場合、神経も少し離れていたので、麻痺も何もありませんでした。)

敢えて何かネガティブなポイントを挙げるとすれば、歯茎に何かをドリルで埋め込まれる感じがちょっと嫌なのと、後はお金がかかる事(44万円)くらいです。

麻酔をしているので痛みは全くありません。

 

麻酔をしても、ちょっとは痛いでしょ?と思うかも知れませんが、麻酔をしていると痛くありません。もしも、少しでも感覚が戻ってきたように感じ、あぁ麻酔切れてくるかな、と思ったら、手を挙げてすぐにそう伝えて、麻酔を追加してもらいますから痛くはありません。

 

しかし、今回は「横に生えた親知らず」が相手です。

これは強敵です。

まず、乳歯とは違い、当然しっかりと根があって生えていますし、その生え方も残念な事に、横向きです。

なので、ヒョイっと引っこ抜く事ができないのです。

下顎の歯なので、横向きでなければ上に向かって引っこ抜けますが、横向きなので引っこ抜こうにも隣の歯があります。

なので、歯茎を切って顎の骨を削って親知らずを砕いて分割して取り除くのです。

 

処置の中盤までは、インプラントの時と同じように、麻酔が効いていますから痛みはありませんでした。まず、親知らずの頭の部分を取るのです。器具により焦げ臭いにおいがします。その後、何度かカチンという音がして、歯を割ったり、顎の骨が削られます。小さな振動が伝わってきます。

 

後半は、根に横方向の力をかけて取り除く際、顎に負担がかかりました。その時は少し痛いと言うか心配でした。顎が砕けたら嫌だなぁと。私は今回左を抜いたので、下顎が右方向に強く力が加わったのです。普段そんなふうに力がかかりませんし、ちょっと「わっ」と思いましたが、大丈夫でした。

 

同時に、同じく左側の、上の親知らずも抜いたのですが、これは2分かからず抜いてもらえたのでなんともありません。横に生えていませんでしたから。

 

やっぱり親知らずは角度です。角度によってその凶悪さが決まってくるのです。横生えはランクで言うと極悪、頂点です。横生えでさえなければ、顎を削らなくて済むのですから。

そして処置後は麻酔のお陰で意気揚々と帰宅。これでスッキリしたなぁ、くらい思っていました。麻酔が切れる前に、痛み止めと抗生物質を飲みます。口中はずっと血の味がしています。

当日は達成感で終わりました。

 

 

翌日2日目、痛みは少し減少し、血も減りました。順調順調

 

 

3日目、痛みで起きました。思っていたよりも痛みます。顎を削っているのだから、仕方がないのでしょう。同じように過ごしますが、夕方に37.5度の微熱が出ました。痛みはどんどん酷くなります。そして膿みたいな味がしてきて、ものすごく不快でツバをティッシュに出し続けました。ここからが勝負です。

 

痛み止めは、1日3回。

薬が4時間程度でキレてきます。

眠れないと困るので、1度目と2度目の感覚を耐えながら空けようと思いました。でなければ、寝る頃に痛み止めを飲めなくなってしまうからです。歯医者に電話をしてみたら、3日目が1番腫れるし痛むとの事。翌日耐えられなければ電話しますと伝えました。

痛みには割と我慢強い方ですが、すでにその日分を飲み終えていた痛み止めを、更に飲み足さねば無理でした。良くない事なのですが。

 

4日目、絶望感とともに起きて歯医者に電話し、診てもらうことになりました。

ひどい痛みと膿の味、微熱の事を話すと、口中を診て「中はまだ炎症しているが、表面は治ってきているので、強い痛み止めを出すのでそれで凌いでください」と言われ、その最強の痛み止めに期待をして帰宅しました。

飲んでみるとなるほど、すごく楽になりました。しかも、長く効く。西洋医学万歳。

ロキソプロフェン60mg→ジクロフェナクNa錠25mg。

 

…ですが、まだ膿の味はあります。たまに喉に流れてきます。これは、ものすごーーく不快です。寝ていてもムセて起きます。箱ティッシュは空になりました。

そして、薬がキレてきた時に少しだけ、喉が塞がるような、腫れるような感じがありました。喉の痛みはありません。

 

5日目。戦闘後レベルのテンションで起き上がり、朝食をとってから血眼になって手を伸ばし痛み止めを掴むとほぼ同時に口の中へ放り込み祈りとともに飲み込みました。ほどなくして最強の痛み止めは安らぎを与えてくれました。心なしか膿味は少なくなった気がします。その後、痛み止めが切れた後の辛さが数段落ちつきました。しかしまだ、強く痛む事は変わりません。

 

この時思ったのですが、私は寝ている時の歯軋りや噛み締めがあるので、治りが遅いのかも知れません。傷の近くの歯に強い圧がかかるのは良くないように思います。ただ、眠っている時の噛み締めのコントロールはできません。

 

6日目も痛みで起きます。相変わらずの嫌な味と痛みです。ただ少〜しずつ穏やかになってきてはいます。令和の時代に、この膿を止める薬くらい無いのだろうか、と思いながら、我慢しています。

 

このように今も痛みと不快な味に耐えていますが、

一つ言えるのは、もっと歳をとっていくと、この抜歯後の状態に耐えられなくなるかも知れないので、今回抜いて良かったという事です。

 

かなり気力と体力を使います。

しかし、頑張って歯磨きを続けていても、横生えでほとんど歯茎に隠れている親不知は、なんらかのトラブルを起こす可能性が高いそうなので、そうなると「酷い歯痛」と「抜歯後の辛さ」を立て続けに耐えねばなりません。

 

今も痛みがありますが、後悔はしていません。

 

今後、右下も抜くと思います。横生えです。

こちらは、神経の位置の関係で、一定期間、顔面麻痺が出るかも知れないとの事です。

今から憂鬱ですが、取りあえず今を乗り切ります。

 

何かいい事は無いかな、と考えられる程度にはマシになりました。

 

あられ

TEST_こんにちは

こんにちは。

かごの あられ と申します。

 

エッセイを読んだり、色々な方のブログを読むことが好きなので、私も試しに綴ってみる事にしました。

 

YouTubeをはじめる方も多い昨今、私は文字が大好きなのでブログにしました。

 

職種の関係で、普段どうしても人と話す事が多いせいか、一人の時間を楽しむ事は私にとって大切で、それもブログをはじめる理由のひとつです。

 

と、このように記していても、これを目にする方は果たしていらっしゃるのでしょうか。不思議な感覚ですね。

 

紙の「MDノート」に数行の日記もつけていますが、これはこれでまた違うものですね。

Twitterともまた違いますし。

 

今、このように数行を記してみて気に入った点は

「文字だけでも良くて、文字数は多くても良い、何かに対して結論を出さなくても良い」事です。

 

今のところの理想は、

「静かで平和な酒場の奥の席で、当たり障りのない、寝たらすぐ忘れるような会話」みたいなブログです。

 

それでは

すっかりテスト投稿にお付き合いさせてしまいました。

 

もしも、またお気持ちが向きましたら

どうぞいらしてください。

 

あられ